Above The Rest!
- adidas GAZELLE/CAMPUS㊤ -
2026年4月25日
スニーカーの銘品・傑作にフォーカスし、歴史や文化的背景も織り交ぜながら、その魅力に迫るブログ企画。
この企画の目玉のひとつは、取り上げたスニーカーを画像で確認出来ること。これを実現するにあたっては下北沢のヴィンテージ・スニーカー・ショップ:somaさんにご協力をいただいています。世界に誇るsomaアーカイブを通じて、偉大なるスニーカーたちのストーリーをよりリアルに体感して下さい!
ということで、第12弾となる今回は、adidasのGAZELLEとCAMPUSを取り上げたいと思います!
第11弾で取り上げたPUMAのSUEDEとCLYDE同様、こちらのふたつのモデルもよく似ており、比較されることが多いですね。
一言でその違いを表現するなら、GAZELLEが「フットボール(サッカー)・シューズ由来のトレーニング・シューズ」、CAMPUSが「バスケットボール・シューズ由来のトレーニングシューズ」ということになりますが…
ということで、今回はまずGAZELLEにフォーカスしてみようと思います。
GAZELLEは、1965年に西ドイツで生産を開始されました。
当初からスエード生地で作られましたが、その皮はカンガルーのものだったと言われています。
そのデザインの特徴を、CAMPUSと比較しながら洗い出してみると…
まず、アッパーにモデル名の明記があること。これはCAMPUSとのわかりやすい違いですね。
そして、つま先に付けられた「T字補強」はGAZELLEならでは。これは、フットボール・シューズの王様:SAMBAとの共通性を感じさせるものです。
また、CAMPUSよりも細身のラストで甲も低いため、シャープな印象に直結しますね。
サッカー由来であること、そしてシャープな意匠。
こういったあたりからは、バスケットボール、そしてアメリカを感じさせるCAMPUSとは対極にある、非常にイギリス的な香りを感じさせるモデルであるように、個人的には考えています。
ところで、皆さんはこの「GAZELLE」をなんと読みますか?
私は断然「ガゼル」なんですが、「ガゼール」と読む方にもたまに出会いますし、「ガッツレー」と表記する文章もよく見かけます。
正解は…すみません、よくわかりません。
それでは、例によって、somaさんのアーカイヴを頼りに、GAZELLEの仕様の変遷やカラバリを辿ってみましょう。
まずは、こちらが、今となっては相当珍しい、初期の西ドイツ製と思われるモデルです。
実物に触れていないので、定かではないのですが、これがいわゆる「カンガルー革」が使われたモデルとなる可能性もあります。
そして、1970年代に入ると、オーストリアで生産されたようです。
また、1970年代中期からは、ユーゴスラヴィアで製造されるように。
1970年代後期からは、ニュージーランド、ブラジルやアルゼンチン製が登場するようになった一方で、再び西ドイツ製が復活します。
また、1985年には、カナダ製が登場します。
カラバリとしては、ブルー、レッド、ピンク、グリーン、ライトブルーで展開されていたことが、当時のカタログで確認できます。
<画像を押下すると、それぞれの商品に関する投稿ページが閲覧出来ます>
ここまで、GAZELLEにフォーカスみましたが、いかがでしたでしょうか?
次回は、CAMPUSにフォーカスしつつ、ふたつのモデルの違いを追ってみますので、お楽しみに!
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