Above The Rest!
 - adidas GAZELLE/CAMPUS㊤ - 

 

 

スニーカーの銘品・傑作にフォーカスし、歴史や文化的背景も織り交ぜながら、その魅力に迫るブログ企画。

 

この企画の目玉のひとつは、取り上げたスニーカーを画像で確認出来ること。これを実現するにあたっては下北沢のヴィンテージ・スニーカー・ショップ:somaさんにご協力をいただいています。世界に誇るsomaアーカイブを通じて、偉大なるスニーカーたちのストーリーをよりリアルに体感して下さい!

 

ということで、第12弾となる今回は、adidasのGAZELLEとCAMPUSを取り上げたいと思います!

 

 

 

 

第11弾で取り上げたPUMAのSUEDEとCLYDE同様、こちらのふたつのモデルもよく似ており、比較されることが多いですね。

 

 

一言でその違いを表現するなら、GAZELLEが「フットボール(サッカー)・シューズ由来のトレーニング・シューズ」CAMPUSが「バスケットボール・シューズ由来のトレーニングシューズ」ということになりますが…

 

 

ということで、今回はまずGAZELLEにフォーカスしてみようと思います。

 

 

GAZELLEは、1965年に西ドイツで生産を開始されました。

当初からスエード生地で作られましたが、その皮はカンガルーのものだったと言われています。

 

 

そのデザインの特徴を、CAMPUSと比較しながら洗い出してみると…

 

まず、アッパーにモデル名の明記があること。これはCAMPUSとのわかりやすい違いですね。

 

そして、つま先に付けられた「T字補強」はGAZELLEならでは。これは、フットボール・シューズの王様:SAMBAとの共通性を感じさせるものです。

 

また、CAMPUSよりも細身のラストで甲も低いため、シャープな印象に直結しますね。

 

サッカー由来であること、そしてシャープな意匠。

こういったあたりからは、バスケットボール、そしてアメリカを感じさせるCAMPUSとは対極にある、非常にイギリス的な香りを感じさせるモデルであるように、個人的には考えています。

 

 

ところで、皆さんはこの「GAZELLE」をなんと読みますか?

私は断然「ガゼル」なんですが、「ガゼール」と読む方にもたまに出会いますし、「ガッツレー」と表記する文章もよく見かけます。

正解は…すみません、よくわかりません。

 

 

それでは、例によって、somaさんのアーカイヴを頼りに、GAZELLEの仕様の変遷やカラバリを辿ってみましょう。

 

 

まずは、こちらが、今となっては相当珍しい、初期の西ドイツ製と思われるモデルです。

実物に触れていないので、定かではないのですが、これがいわゆる「カンガルー革」が使われたモデルとなる可能性もあります。

 

 

Click! こちらが、初期西ドイツ製のGAZELLE。もしかして、カンガルー革?

 

 

 

そして、1970年代に入ると、オーストリアで生産されたようです。

 

 

Click! こちらが、1970年代初期のオーストリア製。

 

 

 

 

また、1970年代中期からは、ユーゴスラヴィアで製造されるように。

 

 

Click! こちらが、ユーゴスラヴィア製のレッド。

 

 

Click! こちらが、同じユーゴスラヴィア製のブルー。

 

 

 

1970年代後期からは、ニュージーランド、ブラジルやアルゼンチン製が登場するようになった一方で、再び西ドイツ製が復活します。

 

 

Click! こちらが、1970年代後半に復活した西ドイツ製のブルー。

 

 

Click! こちらが、復活後の西ドイツ製のレッド。

 

 

 

また、1985年には、カナダ製が登場します。

カラバリとしては、ブルー、レッド、ピンク、グリーン、ライトブルーで展開されていたことが、当時のカタログで確認できます。

 

 

Click! こちらが、カナダ製GAZELLEのライトブルー。

 

 

 

<画像を押下すると、それぞれの商品に関する投稿ページが閲覧出来ます>

 

 

 

ここまで、GAZELLEにフォーカスみましたが、いかがでしたでしょうか?

 

 

次回は、CAMPUSにフォーカスしつつ、ふたつのモデルの違いを追ってみますので、お楽しみに!

 

 

関連するブログへは、以下からアクセス出来ます。

Above The Rest! - adidas GAZELLE/CAMPUS㊦ - 

 

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