タイトル
English Settlement
アーティスト
XTC
商品カテゴリー1
Rock
商品カテゴリー2
Album
商品カテゴリー3
Vinyl(12")
メーカー/レーベル
Virgin
リリース国
UK
リリース年
1982
トラックリスト
A1 Runaways
A2 Ball And Chain
A3 Senses Working Overtime
A4 Jason And The Argonauts
B1 No Thugs In Our House
B2 Yacht Dance
B3 All Of A Sudden (It's Too Late)
C1 Melt The Guns
C2 Leisure
C3 It's Nearly Africa
C4 Knuckle Down
D1 Fly On The Wall
D2 Down In The Cockpit
D3 English Roundabout
D4 Snowman
ノート
・イギリスのロック・バンドによるスタジオ録音5作目であり、彼らの最高傑作とされることも多いアルバム。
・本作においては、Andy Partridge、Colin Moulding、Dave Gregory、Terry Chambersの4人体制(後に、Terryは脱退)。
・タイトルは、「本作でイギリスにおけるバンドの評価が定着する」旨や「異なる意見を解決させる視点の定着」といった意味が込められているとのこと。
・それまでの「性急なパンク的意匠」は鳴りを潜める一方、「ひねくれながらもどこか親しみやすいポップ・ソング」が大勢を占め、これは以降のバンド・カラーとなっていった。
・プロデュースには、前作「Black Sea」でエンジニアを務めていたHugh Padghamとバンドがあたった。
・プロデュースには当初、Madnessを手掛けたClive LangerとAlan Winstanleyが招聘されたが、Cliveの意向でレコーディング初日に取り止めとなった。
・リーダーであるAndyは、以前レーベルから持ち込まれた過酷なツアー計画に嫌気が差し、本作においては「ステージに向かない、長くて複雑な曲」を作ったとの説あり。
・Hugh Padghamは「私はこの作品で彼らをありのままにしようとした。彼らは自分たちが何をしたいか理解していたので、それをなるべく明確化できるよう翻訳しただけ」とコメントしている。
・“Senses Working Overtime”については、Andyが「Manfred Mannの“5-4-3-2-1”をベースにした。売れるような曲を書いたつもりだが、そんなに良い曲だと思っていなかったので、レーベルがシングルにすると言ってきた際にはびっくりした」とコメントしている。
・“Ball And Chain”では、サッチャー首相による経済政策を批判している。
・“No Thugs In Our House”は、「息子が暴力的な人種差別主義者であることを受け入れるのに苦労する中産階級の夫婦の物語」とのこと。 Eddie Cochranの"Summertime Blues"がベースとなっており、Eddieの声に似せるためにAndyのヴォーカルをエコー処理しているとのこと。
・シングルカットは、“Senses Working Overtime”“Ball And Chain”“No Thugs In Our House”。
・イギリスでは「2枚組15曲」でのリリースだったが、アメリカ及び日本では「1枚組10曲」でのリリースとなった。
・ジャケットのデザインは、バンドメンバーの故郷から少し離れた場所にある「アフィントンの白馬」がモチーフとなっており、ジャケットのエンボス加工はUK盤のみで行われた。
・こちらは、ジャケットにグループ名とタイトルが記されていることから、リリース同年に出された2ndプレスと思われる(1stプレスのデザインは、「アフィントンの白馬」のモチーフのみ)。
・本作リリース後にツアーが開始され、舞台には「アフィントンの白馬」を模した精緻な装置も造られたが、Andyの体調悪化により途中で中止となった。
・2001年に、リマスター盤がリリースされた。
【出典】
Discogs:https://www.discogs.com/ja/release/4086632-XTC-English-Settlement
Wikipedia:https://en.wikipedia.org/wiki/English_Settlement
#britishpop #newwave
2025年2月27日

JamJam
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