カヴァーも積もればヤマとなる – 「元曲Soul」編
2025年4月14日
「カバヤマ表」
カヴァー案件がエントリーされるとジャケット写真が山積みされていきます。
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■It’s Your Thing
Isley Brothersによる強力ファンクは、Dyke & The Blazers、Temptations、Dennis Coffey、Booket T & MG’s、Aretha Franklinといったソウル/ファンク勢のみならず、Lou Donaldson、Woody Herman、Shirley Scottといったジャズ・フィールド、そして、Alton EllisやInvadersといったカリブ界隈からも取り上げられる大案件に。
■Feel Like Making Love
Eugene McDanielsがRoberta Flackに書き下ろしたメロウ・ソウルの名曲。ジャズ/フュージョンといったフィールドを中心に、マリーンといった邦楽アーティストに至るまで、広く多くのカヴァー案件あり。
■Never Can Say Goodbye
Jackson 5によるこの曲も広いフィールドで取り上げられた。Isaac HayesやNew Birthといったソウル界隈、Gloria Gaynorといったディスコ・フィールド、Reuben Wilsonのようなジャズ・シーン、そしてCommunards、Yazzといったクラブ方面、Dennis Brownのようなレゲエ界、そしてラヴ・タンバリンズまで。
■Give Me Your Love
Curtis Mayfieldによるサントラとしてのリリース後間もなく、Curtis本人のプロデュースでBarbara Masonがカヴァー。その後も立て続けにSisters Love、Young-Holt Unlimited、Funk, Inc.、Leon Spencerらによる案件のラッシュに。
■What’s Going On
Marvin Gayeによる原曲リリース程なくして、Quincy JonesやHerbia Mannがカヴァーに着手。ジャジーなアレンジは勿論のこと、El Chicanoのようなラテン・フレイヴァーとの相性も申し分なし。
■Be Thankful For What You Got
William DeVaughnのニュー・ソウルな楽曲は、Massive Atttack、Portrait、Omarらにより、時を越えて様々なアレンジでカヴァーされてきた。
■Papa’s Got A Brand New Bag
James Brownのアーリー・ファンクは、Otis Reddingによるオーソドックスなアプローチから、Rogerによる電子ファンク、Pigbagによるニュー・ウェーブな解釈まで、様々な取組がなされている。
■More Love
Smokey Robinson & The Miraclesによる楽曲は、Foster Sylvers、Kim Carnes、Mica Parisと時代もジャンルも股にかけて、取り上げられている。
■I Can Understand It
Bobby Womackによる楽曲は、本人も在籍したValentinosの前にNew Birthが取り上げていた。Kokomoのアプローチはスマート。
■Ribbon In The Sky
90年代以降のR&B界隈でのカヴァー事例が多いが、そのアレンジはStevie Wonderによる原曲の静謐な世界観が崩されていないものが多い。
■Angel
Anita Bakerのメロウ曲は、Style Council、Gina Thompsonに取り上げられ、Lalah Hathawayはライブで歌った。
■Funky Broadway
Wilson Pickettによるヒット曲は、Dyke And The Blazersがオリジナル!
■It Must Be Love
Madnessのシングルのみの名曲は、Labi Siffreがオリジナル。
■You Sure Love To Ball
Marvin Gayeによる楽曲は、JB’sがカヴァー。
■Trying To Get To You
Eugene Recordの名曲は、Valerie Carterが原曲に忠実に取り上げた。
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