「餃子」って面白い! – 全国津々浦々 ご当地餃子の多様性 Vol.3「日本各地の餃子」編

 

 

このブログ企画の第三回では、「日本各地の餃子」に触れてみたいと思います。

 

 

 

 

■「3大餃子」に見る「日本的な餃子」

日本には「3大餃子」があるのを、ご存じでしょうか?

 

 

その3都市とは、宇都宮、浜松、宮崎だそうです。この3都市については諸説無い、みたいですね。

今回は、お取り寄せを使って、この3都市の餃子を実食してみようと思います!

 

 

まずは、宇都宮

 

その特徴は、一般的には「野菜(白菜・ニラ等)が主役で、肉は少なめ」「シンプルであっさりとしたヘルシー志向」ということでまとめられているようですが、日本有数の餃子のメッカである宇都宮のこと、実際には、こういった言葉で一括りには出来ないバリエーションがありますよね。

 

ということで、今回登場いただく宇都宮の餃子は「みんみん」です。1958年創業の超有名店ですね。

宇都宮は、戦後、陸軍に属していた多くの軍人が中国から引き揚げてきた街とのことで、そういった経緯の中で、本場中国の味が伝わった、とされていて、こちらのお店も北京から引き揚げてきた家族が創業した、とのことです。

今回は、お店定番の「ヤキ(焼き餃子)」をお取り寄せ。

 

 

 

 

 

白菜をベースにたっぷりの野菜が使われた、どちらかといえばさっぱりとした餃子。でも、ニンニクの香りもフンワリと感じさせます。

皮は薄めで、焼くとパリッとした食感が印象的。

単に人気店というだけでなく、その味わいという意味でも、宇都宮餃子の代表格と言えそうですね。

ん~、間違いのない旨さ!

 

 

次に、浜松

 

浜松餃子の味わいは「豚の旨味と野菜(キャベツ・玉ねぎ等)の甘みのバランス」ということのようです。しかしながら、特筆すべきはその「食べ方」ではないでしょうか?

円盤状に焼いて、中央にもやしを置く」のが定番とか!面白い!

 

浜松餃子としては、「石松」に登場していただきます。

こちらも、浜松市内に多くの店舗を展開する有名店ですね。そして、なんでも上記「もやし添え」は、この「石松」の店主が考案されたとか!

 

 

 

 

 

何よりも印象的なのは「甘み」でしょうか。これはキャベツが中心の野菜はもちろん、使われている豚も含め、餡全体にとても優しい甘さを感じます。

このサッパリとした味わいは、何個でも行ける!の典型的な餃子と思われます。

 

 

 

「3大餃子」の最後は、宮崎

 

宮崎については、ここ数年、宇都宮との間で「餃子の消費量」トップの座をかけてデッドヒートを繰り広げている件は、メディアでもよく取り上げられていますね。

 

ということで、今回、宮崎の「馬渡(まわたり)」から餃子を取り寄せてみました!

 

こちらは、宮崎は高鍋町で1967年に創業されたお店です。「手羽先餃子」が有名のようですが、今回は他店と比較する観点から、定番の「もっちり餃子」を選びました。

 

 

最初に口の中に飛び込んでくるのは、ニラやニンニクの風味。今回、ラードを使って焼いてみたこともあってか、味のインパクトは結構しっかりしていますね。

そして、なんといっても、具材が細かく切り刻まれた餡のトロリとした感触が印象的。

このあたりは、博多の屋台で出される餃子とも共通している気がしました。

皮は、そんなに厚みは感じさせないものの、モチモチとした食感がイイ感じ!

 

 

 

そして、今回は、東日本エリアからもうひとつ、福島の餃子に登場してもらいます。

 

福島の「照井」です。

こちらは1953年創業のお店。戦争が終わり中国から帰還した創業者が、本場の味を再現しようと試行錯誤された中で、生まれた餃子とのこと。

お店で提供されているのは、見た目「揚げ餃子」に近い「焼き餃子」のようですが、今回は、その薄皮を楽しむために「蒸し」で作ってみました。

 

 

キャベツをベースとした野菜に豚肉が加わった、シンプルながら甘みと旨味がしっかり感じられる、バランスの良い餃子と思いました。

そして、この薄皮は、今回「蒸し」にしてみたことで、ツルツルとした食感が楽しめました。「蒸し」、超お薦めです!

 

 

 

「日本的な餃子」とは何か?

個人的にこんな投げかけをする中、いくつかの「ご当地餃子」を食べてみたワケですが、感じたのは「皮の薄さ」でしょうか。感覚的には「パリッと感」ですね。

その由来には、「戦後の中国からの引揚者が伝えてくれた本場の味」という歴史的背景が存在することが多いようですが、その「発展過程」において「焼き餃子」文化にフィットしていった、というあたりに「日本的な餃子」を見た気がします。

加えるなら、餡に「ニンニク」や「ニラ」が使われているということもあるかと。これは、日本における餃子消費が「ご飯のお供」として進んできたこととも無縁ではないような気がしています。

 

 

 

■タレにも存在するご当地毎の多様性

一方で、餃子については、「タレ」にその土地の特徴が現れることも多いようです。

 

傾向としては、

東日本では「酢+醤油+ラー油」の調合が主流だが、福島では「ニンニクと一味唐辛子」を添える。

西日本では「出汁+ニンニクがブレンドされた餃子専用のタレ」の他、神戸等の「味噌ダレ」や、広島・久留米等での「ネギ・ニラ入りタレ」博多の「柚子胡椒」が人気。

とか。

 

 

今回の「餃子ブログ」では、3回にわたり「歴史」「中国由来のもの」「日本各地のもの」を切り口に、その多様性の面白さについてお伝えしてきました。

 

とはいえ、「餃子」の多様性はまだまだ奥深いと思われますので、皆さんからも「餃子情報」を提供いただけたら、とてもうれしいです!

 

 

それでは、ここまでお付き合いいただき、ありがとうございました!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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