「餃子」って面白い! – 全国津々浦々 ご当地餃子の多様性 Vol.2「中国由来の餃子」編
2026年3月1日
このブログ企画の第二回では、「中国由来の餃子」に触れてみたいと思います。
広い中国、そして餃子では本場の中国のことですから、その地方地方に独特な餃子があるはずですが、私自身、残念ながら中国本土へ赴いた経験はないことから、ここでは「中国由来を感じさせる日本のお店の餃子」に登場いただき、食べ比べをしていきたいと思います。
と本題に行く前に、
餃子に代表される「小麦粉の皮で包む食べ物」って、他にも世界中に色々あるようなんですが、これってご存じでした?
・「ワンタン」と餃子の違いは「スープに浮かべるかどうか」だが、中国には「スープに浮かべる餃子」もあり!
・「肉まん」と餃子の違いは、その形というよりは「小麦粉をこねる過程で発酵を経たかどうか」!
・「ラビオリ」はイタリア料理だが、「餃子」と訳されることがある!
・「サモサ」は、結局「インドの揚げ餃子」ということで良さそうだ!
■日本で食べられる「中国由来の餃子」
私は東京に住んでいることもあり、「都内で餃子を」となると「蒲田」という街は外せません。
ということで、今回登場いただく3店舗はいずれも蒲田のお店。しかも「蒲田餃子の御三家」と呼ばれる超有名店です!
この「御三家」、ルーツは一緒というお話もご存じの方は多いのではないでしょうか。
まず、「你好(ニイハオ)」が蒲田の地で創業し、そのご兄弟やご親戚が独立する形で、「金春(コンパル)」「歓迎(ホアンヨン)」を開業したと。
なので、この3店舗はいずれも「羽根つき餃子」が名物。
「你好(ニイハオ)」の創業者が、中国・大連の「焼き肉饅頭」からヒントを得て「羽根つき餃子」を考案し、それが2店舗にも受け継がれ、拡がっていったということです。
そして、蒲田という街が「餃子の街」になった歴史自体も、この「御三家」の存在が大きく影響していた、ということのようです。
といったお話をふまえ、このブログでは「蒲田の御三家による羽根つき餃子」を「中国由来の餃子」として扱ってみようと思います。
それでは、前置きが長くなりましたが、3店舗の餃子をお取り寄せして食べてみましょう!
①你好(ニイハオ)
第一印象は「皮の厚さ」。その食感は、ある意味「モチモチ以上」かもしれません。
そして、とてもジューシー! 一口噛んだ途端に激アツの肉汁が飛び散りますので、気を付けて!
ただその味は、ニンニクもニラも使われていないこともあって、案外サッパリ。何個でも行けそうな餃子です。
②歓迎(ホアンヨン)
やはり、こちらも皮がしっかりモチモチ。
そして、野菜が粗めに切られた餡は生姜を感じさせるもので、味がしっかり付いたタイプですが、比較的さっぱりしている印象です。
また、こちらにはタレが付いていますが、強い甘みを感じさせるもの。九州のたまり醤油のようで、「この餡にこのタレあり」と納得させられる組み合わせでした。
③金春(コンパル)
こちらも、皮の存在感が強いです。ただ、「厚みを感じさせる」というよりは「饅頭の皮のようなフンワリ感」を伴った感じ。
「你好」同様、ニンニクもニラも使われていないとのことですが、紹興酒が加えられているという肉には、確かな存在感が。
そして、セットで付けられたタレが凄い! 「歓迎」のものとは全く違う、ニンニクをしっかりときかせた強い醤油味ですが、これが美味しい! 色々なものに使えそうな優秀なタレです。
今回チョイスした「蒲田の御三家」の「ウリ」は、いずれも「焼き餃子」なワケで、その意味では「日本の餃子」として独自の進化を果たしたように思います。
一方、中国で一般的な「水餃子」にみられる「しっかりとした皮の厚さ」が特徴となっているあたりからは、「中国由来」を確かに感じさせるものではないかなぁとも思った次第です。
でも、この3店、ルーツが一緒という割には、それぞれの特徴が確立されていて面白い!ということは、今回全部食べて比較してみてわかったこと、かもしれません。
今回は「中国由来を感じさせる餃子」に触れてみましたが、いかがでしたでしょうか?
ブログを読んでいただいた感想や「私が食べた中国の餃子は、こんな感じだったよ」という情報については、この記事の「コメント欄」にお願いします!
次回、最終回となる第三回では、「日本各地の餃子」に触れてみます。お楽しみに!
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