「餃子」って面白い! – 全国津々浦々 ご当地餃子の多様性 Vol.2「中国由来の餃子」編

 

 

このブログ企画の第二回では、「中国由来の餃子」に触れてみたいと思います。

 

 

 

 

広い中国、そして餃子では本場の中国のことですから、その地方地方に独特な餃子があるはずですが、私自身、残念ながら中国本土へ赴いた経験はないことから、ここでは「中国由来を感じさせる日本のお店の餃子」に登場いただき、食べ比べをしていきたいと思います。

 

と本題に行く前に、
餃子に代表される「小麦粉の皮で包む食べ物」って、他にも世界中に色々あるようなんですが、これってご存じでした?

「ワンタン」と餃子の違いは「スープに浮かべるかどうか」だが、中国には「スープに浮かべる餃子」もあり

「肉まん」と餃子の違いは、その形というよりは「小麦粉をこねる過程で発酵を経たかどうか」!

「ラビオリ」はイタリア料理だが、「餃子」と訳されることがある!

「サモサ」は、結局「インドの揚げ餃子」ということで良さそうだ!

 

 

 

■日本で食べられる「中国由来の餃子」

私は東京に住んでいることもあり、「都内で餃子を」となると「蒲田」という街は外せません。

 

 

ということで、今回登場いただく3店舗はいずれも蒲田のお店。しかも「蒲田餃子の御三家」と呼ばれる超有名店です!

 

この「御三家」、ルーツは一緒というお話もご存じの方は多いのではないでしょうか。

 

まず、「你好(ニイハオ)」が蒲田の地で創業し、そのご兄弟やご親戚が独立する形で、「金春(コンパル)」「歓迎(ホアンヨン)」を開業したと。

 

 

なので、この3店舗はいずれも「羽根つき餃子」が名物。

「你好(ニイハオ)」の創業者が、中国・大連の「焼き肉饅頭」からヒントを得て「羽根つき餃子」を考案し、それが2店舗にも受け継がれ、拡がっていったということです。

 

 

そして、蒲田という街が「餃子の街」になった歴史自体も、この「御三家」の存在が大きく影響していた、ということのようです。

 

 

といったお話をふまえ、このブログでは「蒲田の御三家による羽根つき餃子」を「中国由来の餃子」として扱ってみようと思います。

 

 

それでは、前置きが長くなりましたが、3店舗の餃子をお取り寄せして食べてみましょう!

 

 

①你好(ニイハオ)

 

 

 

 

第一印象は「皮の厚さ」。その食感は、ある意味「モチモチ以上」かもしれません。

そして、とてもジューシー! 一口噛んだ途端に激アツの肉汁が飛び散りますので、気を付けて!

ただその味は、ニンニクもニラも使われていないこともあって、案外サッパリ。何個でも行けそうな餃子です。

 

 

 

②歓迎(ホアンヨン)

 

 

 

 

やはり、こちらも皮がしっかりモチモチ

そして、野菜が粗めに切られた餡は生姜を感じさせるもので、味がしっかり付いたタイプですが、比較的さっぱりしている印象です。

また、こちらにはタレが付いていますが、強い甘みを感じさせるもの。九州のたまり醤油のようで、「この餡にこのタレあり」と納得させられる組み合わせでした。

 

 

 

③金春(コンパル)

 

 

 

 

こちらも、皮の存在感が強いです。ただ、「厚みを感じさせる」というよりは「饅頭の皮のようなフンワリ感」を伴った感じ。

「你好」同様、ニンニクもニラも使われていないとのことですが、紹興酒が加えられているという肉には、確かな存在感が。

そして、セットで付けられたタレが凄い! 「歓迎」のものとは全く違う、ニンニクをしっかりときかせた強い醤油味ですが、これが美味しい! 色々なものに使えそうな優秀なタレです。

 

 

 

今回チョイスした「蒲田の御三家」の「ウリ」は、いずれも「焼き餃子」なワケで、その意味では「日本の餃子」として独自の進化を果たしたように思います。

一方、中国で一般的な「水餃子」にみられる「しっかりとした皮の厚さ」が特徴となっているあたりからは、「中国由来」を確かに感じさせるものではないかなぁとも思った次第です。

でも、この3店、ルーツが一緒という割には、それぞれの特徴が確立されていて面白い!ということは、今回全部食べて比較してみてわかったこと、かもしれません。

 

 

 

今回は「中国由来を感じさせる餃子」に触れてみましたが、いかがでしたでしょうか?

 

 

ブログを読んでいただいた感想「私が食べた中国の餃子は、こんな感じだったよ」という情報については、この記事の「コメント欄」にお願いします!

 

 

次回、最終回となる第三回では、「日本各地の餃子」に触れてみます。お楽しみに!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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