Above The Rest!
- Nike BRUIN/BLAZER㊤ -
2026年7月21日
スニーカーの銘品・傑作にフォーカスし、歴史や文化的背景も織り交ぜながら、その魅力に迫るブログ企画。
この企画の目玉のひとつは、取り上げたスニーカーを画像で確認出来ること。これを実現するにあたっては下北沢のヴィンテージ・スニーカー・ショップ:somaさんにご協力をいただいています。世界に誇るsomaアーカイブを通じて、偉大なるスニーカーたちのストーリーをよりリアルに体感して下さい!
ということで、第14弾となる今回は、NikeのBRUINとBLAZERを取り上げたいと思います!
BRUINは、Nikeが1972年にバスケットボール市場向けに初めて投入したモデルになります。
モデル名はそれ自体「熊」を意味しますが、由来としては「UCLAのバスケットボール・チーム名」のようです。
このブログで並行して取り上げているBLAZERと同時に販売開始されました。
このBRUINがローカット、BLAZERがハイカットということで、「基本的には」良いと思いますが、ここにもややこしい(でも楽しい)「例外」が存在しますので、それは後ほど触れていきます。
1972年といえば、1960年代に創業した同社が社名をNikeとした年。
そんな時期に開発されたBRUINは、Nikeの黎明期を象徴するモデルということになります。
Nikeはその歴史の早い時期に、プロが履くシューズへ「ファッション性」を盛り込んだという意味で、会社としての挑戦、革新性をこのモデルで示したと捉えられるのではないでしょうか。
BRUINは、スエードと共にレザー素材でも開発されました。
細かな仕様変更としては、ベロ部分のNikeの表記は「筆記体」でスタート、1977年から「ゴシック体」に変更され、生産国は日本製・韓国製で始まり、1974年から台湾製が加わったといった流れになっているようです。
赤×白、ブルー×白、グリーン×白、ゴールド×白、グレー×白がスエード、白×黒、白×白がレザー
まずは、レザー製のものから見ていきましょう。
こちらが、台湾製の筆記体。
日本製のゴシック体。
台湾製のゴシック体。カラーリングは、白×赤と白×灰です。
ここからは、80年代以降に発売されたと思われる「単色ベロ」のモデルを。
80年代のものでは、こんなカラバリも。
次に、スエード製を。
のっけから、珍しい筆記体。しかもこのカラーリング!
そして、今回somaさんのアーカイヴを掘り起こす中で、個人的な大発見となったのが、BRUINのキャンバス製!
高いファッション性を備えたBRUINは、名作とされるモデルの御多分に漏れず、エンタメの世界でも取り上げられました。
中でも有名なのは、1989年に公開された映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2』で、Michael J. Fox演じる主人公のMarty McFlyが、このBRUINの「白×赤」モデルを着用していた件でしょう。
その後、BRUINはスケーターからも大きな支持を得ることとなり、adidasのCAMPUSやPUMAのSUEDEといった銘品たちと肩を並べる形で、「ストリートのアイコン」としての存在感を放ち続け、その中では多くの復刻事例も展開されました。
個人的に、BRUINの魅力はシンプル極まりない意匠だと思っています。
そして、その考え抜かれたであろう意匠が、この1972年という時期に、スエードという素材で具現化されたことの衝撃は、今なお、なかなか味わい深い事実なのではないかとも。
<画像を押下すると、それぞれの商品に関する投稿ページが閲覧出来ます>
ここまで、BRUINが生まれた背景やカラバリにフォーカスしてみましたが、いかがでしたでしょうか?
次回は、BLAZERの魅力にフォーカスしてみますので、お楽しみに!
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